Sは私のセクハラ事件の張本人。そもそもこいつにタッチしたのが間違いだ。
母は20 年私を拘束してきたのだから、私にとやかくいわれても仕方ない。私が償うようにいっても、死ぬまでわからなかった。
同じ家族でもなかなかわかり会えない。いわんや母の買い物のポイントを全部もらっていた女は、私が、尋ねていっても、けんもホロロであった。
どこのとなたという扱い。
母のお通夜にも弟はこなかった。母が、夫の兄弟を葬式に呼ぶな、夫と同じ墓には入らない、というのを弟は是認した。
しかし叔父たちは怒ったままだ。そのまま激しい怒りを保持している。
いとこに電話したとき、嫁が私を「こいつ」呼ばわりするのが、聞こえた。ほんとにえらいものと結婚したんだなぁ。
人間どこで聞かれているかわからない。